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コロールに残る日本統治時代の遺構 | パラオ
2016-08-01

南洋庁パラオ支庁#

S-1858

上の写真はパラオの最高裁判所です。かつては南洋庁パラオ支庁でした。裏の階段の手すりまでコロニアル調で統一されており、当時の意気込みがよく分かります。

パラオ第一国民学校跡地#

S-1762 こちらはPalau Community College内にある記念碑です。今回初めて見ました。パラオ尋常小学校、パラオ第一国民学校跡地だそうです。当時の遺構は残っていませんが、その場所に大学が建っているのは不思議な縁を感じます。大学自体は戦前にパラオ医院という病院のあった場所に建っています。

パラオ公園石碑#

S-1831 S-1319 「パラオ公園」と書かれた石碑です。裏には「昭和御大典記念事業」と書かれてありますので、昭和元年の即位の礼を記念したものだと思われます。今は公園ではなくて、ガソリンスタンドやスーパーマーケットが建っています。メインストリートからも見えるので、アクセスしやすく、ご存じの方も多いかもしれません。

旧昌南倶楽部#

S-1317 パラオ高校の正門です。昌南倶楽部という当時の建物の門がそのままリメイクされつつ使われています。石灯籠っぽいですね。

南洋庁長官官邸跡地#

S-1752 正門だけが残っています。何故か今は真っ赤に塗られています。当時はこの坂道を上がったところに官邸が建っていました。南洋庁から歩いて数分の距離です。

旧南洋庁観測所#

S-1746 ノニの実を撮ってしまいました。この左側に見える建物は旧南洋庁の気象観測所からパラオ国立博物館を経て、今は博物館の収蔵庫になっています。

関連リンク#


コロールに残る日本統治時代の遺構 | パラオ
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Author
ウチボリ
Published at
2016-08-01