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釧路から根室へ | 日本最東端への鉄路

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平成28年9月のある日、思い立って釧路から納沙布岬まで公共交通機関で行ってきました。

まず釧路から根室に行き、バスに乗り換えて納沙布岬まで行きます。

釧路駅#

冬の寒さが窺える駅です。電光掲示板の時刻表表示がシンプルです。列車が来ない限り改札が始まりません。この方式は中国やイランとも同じです。

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防寒用の壁も工事中でした。冬には完成しているのでしょう。エスカレーターとホームの温度差が激しそうです。

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これまた、シンプルな駅時刻表です。釧路市は道内4位の人口を誇ります。

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当日、台風の影響で根室本線の富良野あたりの線路が流されたらしく、臨時列車が出ていました。本来なら札幌まで一本で行けます。釧路駅は昭和な駅舎が素敵です。

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8時18分発のキハ54で出発します。しっかりした作りの車両です。列車番号は5627Dです。

5時35分、8時18分、11時13分と3時間おきぐらいの頻度で運行されています。この列車は根室に10時49分に到着するので2時間31分の旅です。

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意外なことに(失礼!)20人以上が乗っていました。

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釧路駅を出てからしばらくは森の中、さらに進むと海沿いを走ります。森のなかではエゾシカが線路によく立ち入るため、警笛がよく鳴らされます。

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途中、茶内駅で交換します。

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根室からやってきたのは2両編成の列車でした。都会に行く列車なので輸送力を大きめにしているのでしょうか。釧路で札幌行きに連絡しているようです。

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途中、おもしろい名前の駅(昆布森じゃなくて昆布盛)も通って行きます。北海道なのでやっぱりサッポロビールの広告が入っています。

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何度かウトウトしたらもう到着です。片道2,490円、高いですが切符は自動券売機で変えます。

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到着しました。日本最東端の有人駅です。日本最東端の駅は隣の東根室駅です。

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朝日に一番近い駅。根室本線は花咲線とも呼ばれています。

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根室駅前の根室バスのターミナルで納沙布岬行きの切符を買います。もちろん、バスに乗ってから定額を払ってもいいのですが、窓口で往復チケットを買ったほうがオトクなようです。

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40分ほどで納沙布岬に到着します。

【納沙布岬】

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Author
ウチボリ
Published at
2016-11-07