585 words
3 minutes
公務車 | 中国鉄道博物館

公務車は政府要人専用列車です。一般の人はまずもって乗れません。今でも全国人民代表大会や党大会に向けた根回しが行われる北戴河会議が行われる北戴河への行き帰りなどに公務車が使われているようです。

外観 内部

外観#

GW97336#

YW60959#

GW97349#

1936年製、元「テンイネ2型」。南満州鉄道時代の車両で、1938年から1944年まで運行されました。イはイロハのイ、一等車のことです。トップの写真もこの車両です。

GW97336#

GW97347#

SY97334#

なぜか試作車も連結されていました。

内部#

20元のチケットを買って中を見ていきます。

寝台です。

滕代遠(1904-1974)は初代鉄道部長(大臣)です。

ユニットバスもあります。

テンイネ2型の内部です。

英語ではなく、ピンイン表記がしてあります。

たぶん、展示に際して付け加えられたマット。なぜこの柄を選んだ…。

次の車両に進みます。

机の隣にベッドがあります。

お風呂もあります。

ここは毛沢東の寝室です。

筆立てもあります。動く室内で字が書けるのでしょうか。

毛沢東主席が鎮座していらっしゃいます。上のYWの外観写真でも、中に毛主席がいらっしゃるのが見えます。気づきませんでした。主席なのに硬臥(B寝台)を使われているとは思いませんでした。

地図を見ていらっしゃいます。

領袖を尊重し、触らないでください。記念写真は歓迎します。

次の車両に進みます。

机の隣にベッドがあるという、仕事の鬼のような部屋になっています。

ピンクのお風呂があります。

こちらは周恩来 元総理のお部屋です。

偉い人たちが歓談できるつくりになっています。

次の車両に進みます。

おつきの人のベッドがあります。

試作車の内部です。ステンドグラスが素朴です。

外観はこんな感じです。外はシック、中は派手ですね。

公務車 | 中国鉄道博物館
https://webkikou.pages.dev/posts/2017-07-31-official-coach-railway-museum/
Author
ウチボリ
Published at
2017-07-31